2011年6月9日木曜日

KDDIのスマートフォン「INFOBAR A01」、秋葉健さん

プロダクトデザイングループ 秋葉健さん
大ヒットデザイン、機能も両立 細長液晶、女性持ちやすく
 KDDI(au)は、2003年と07年に大ヒットした携帯電話「INFOBAR(インフォバー)」の第3弾を7月上旬に投入する。デザイン重視のブランド「iida」では初めてのスマートフォン(高機能携帯電話)で、価格は3万円台になる見通し。プロダクトデザイングループの秋葉健さんに商品開発の狙いなどを聞いた。
 ――開発の経緯は。
 「企画がスタートしたのは09年下期。スマートフォンが本格的なブームになる前から、タイミングを見計らっていた。初代と2代目を手がけた工業デザイナーの深沢直人氏に声をかけ、約3カ月かけてコンセプトを詰めた。世界最薄の7.5ミリにするという案もあったが、開発上の制約から、最終的には薄さ11.8ミリに落ち着いた」
 ――商品の特徴は。
 「歴代機種でおなじみのタイル状のキーに、様々な配色を施した。女性が持ちやすいように、QHDと呼ばれる細長の液晶画面を採用したり、丸みを帯びた形状にしたりするなど工夫を凝らした。背面についてはカメラレンズなどの突起がない。側面はボタンを片側に寄せてシンプルなデザイン。ワンセグや赤外線通信、おサイフケータイなど機能も豊富だ」
 ――操作画面の使い勝手にもこだわった。
 「iidaウェブサイトのデザインを手がける中村勇吾氏に依頼し、デザイン性と使いやすさの両立を目指した。スマートフォンは待ち受け画面が横にスクロールするのが一般的だが、ブラウザーやメールの閲覧と同じ縦スクロールを採用した。待ち受け画面にはアプリのアイコンだけでなく、時計やカレンダー、写真などを配置できる。『セクションバー』というフォルダ機能を使えば、アプリや写真も整理しやすい。操作時の動きも滑らかで、使うたびに喜びを感じてもらえると自信を持っている」

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