2011年7月13日水曜日

芝生で涼感

 節電の夏はこんな緑で涼を取るのはいかが。新商品「Grass Box(グラスボックス)」は室内やベランダに置いて鑑賞できる芝生のオブジェ。
 天然木の箱の中にはゴルフトーナメントなどのグリーン用に開発された芝の苗が植えられている。葉が細かく低い刈高にも耐えられるので、芝が伸びてきたら刈り込むなど“世話”もできる。冬期でも緑の状態を楽しめるという。
 幅20センチ・奥行き11センチ・高さ7.5センチのタイプが4200円。幅60センチのロングタイプが8800円。詳しくは企画・販売する、屋上と緑と(横浜市、045・534・4807)まで。

GRASS BOX S/グラス・ボックス S/SMALL

GRASS BOX S/グラス・ボックス S/SMALL
価格:9,975円(税込、送料込)

インドのスナック

 インド発のスナックが人気を呼んでいる。インドの主要メーカー、ハルディラム社のもので、主な原料は豆類。シンプルな塩味からスパイスが利いたもの、ナッツやドライフルーツが入ったものまで豊富なバリエーションがある。
 東京・代々木公園では毎年インド文化のフェスティバルを開催、「昨年は2日間で3000個が売れた」(輸入元のアンビカトレーディング、東京・台東、03・5822・6628)。同社では日本オリジナルパッケージとして4種のスナックを従来の160グラムから50グラム入りに小袋化、6月から輸入食材店で販売している。各158円。



ゼビオ――サーモスの水筒「FFF―1500F」、高い保冷力

 梅雨明け前にもかかわらず、首都圏では30度を超える真夏日が続いたほか、節電の影響で公共施設なども暑く、水筒の売れ行きが前年比30~40%増と好調です。原発の事故で水道水に放射能が検出された時期もあり、心配した親が子供のために買い求める動きが広がりました。水筒にミネラルウオーターなどを入れて、持ち歩いているようです。店頭に並べる時期を5月下旬に前倒しし、目に付きやすい店舗の入り口付近に陳列したことも売れ行き好調の要因だと思います。
 売れ筋はサーモス(東京・港)の「FFF―1500F」(店頭価格3990円)です。ステンレスボトルの水筒と比べて価格は高いですが、真空断熱構造による保冷力の高さが支持されています。口径が5センチと大きく、氷を入れれば保冷力はさらに増します。ロックを解除してボタンを押せば、ふたが開いて飲めるのですが、一連の動作が片手でできます。
 ステンレスボトルの水筒や、材質に発泡ウレタンなどを使ったアウトドア用の3.8リットルの水筒も大人数向けに売れています。暑さが本格化するこれからの時期、さらに売れ行きを伸ばすとみています。


「ドクカワ」、女性ホネ抜き――ドクロ、毒気抜いてカワいく

 アクセサリーや子供服などでドクロをデザインした商品が広がっている。従来は不気味さや不良っぽさを表現する男性的なモチーフとされてきたが、動物と組み合わせたり、明るい色を用いることでかわいらしく仕上がっているのが特徴。ちょっとだけ毒気のあるドクロが今、「ドクカワ(=毒があるけどかわいい)」なのだという。
 横浜市に住む田沢加代さん(仮名、36)の携帯電話は全面をラインストーンで装飾した「デコ電」。だがキラキラと輝く携帯の中心にあるのは黒のラインストーンを用いたドクロだ。「キラキラデザインが好きだけれど、ハートやリボンは甘過ぎ。ドクロを入れることで大人っぽくなった」と満足そうに話す。
 ドクロをデザインしたアクセサリーや雑貨が広がっている。ジュエリーブランドの「e.m.(イーエム)」では昨年、淡水パールのネックレス(3万3600円)やリング(1万6800円)の一部にドクロのデザインを取り入れ、大ヒットした。小さな淡水パールをつなげたネックレスは、よく見ると2カ所にドクロが潜んでいる。リングも4つ並んだ淡水パールの1つがドクロ。柔らかく女性的な印象のパールアクセサリーだが「自分しかわからないようなこだわりによって、かわいさに毒気が出る」と広報担当の相沢利佳さんは説明する。13日にはドクロをデザインしたサンゴのアクセサリーを発売する。
 粘土やシリコンを用いて本物そっくりのマカロンやカップケーキを作り出すクレイパティシエールのサダミホさんが6月に発表した新作は、ドクロを用いたフェイクスイーツだ。「かわいいドクロ柄を見かける機会が増え、調べてみるとラッキーモチーフとして扱われることもあると知り、興味を持った」という。
 サンリオの人気キャラクター「マイメロディ」のテレビ放映をきっかけに、「クロミ」が登場したのは2005年。黒いずきんとピンクのドクロがチャームポイントで、マイメロディのライバルを自称する。当初クロミグッズは扱っていなかったが、人気を受けてその後商品化。テレビ放映が終了した今もファンは多い。「人間なら誰でも持っている、ちょっと悪な部分が共感を得ている」(同社)とか。
 消費市場に詳しい三菱UFJリサーチ&コンサルティングの鈴木ちさコンサルタントによれば、「キモカワ」や「エロカワ」など、カワイイのバリエーションの一つとして登場したのが「ドクカワ」。「閉塞(へいそく)感を抱きつつも正面から反抗できない。毒気を抜いてかわいらしく仕上げたドクロは、ちょっとハスに構えたかわいさの象徴」と見る。
 ファッションの分野でもドクロは広がっている。ウサギのドクロがモチーフの米ファッションブランド「サイコバニー」。紳士のネクタイブランドだったが2009年に女性用の商品を発売したところ、人気に火が付いた。日本で展開するフェアファクスコレクティブ(東京・渋谷)によれば、商品はシャツが中心のトラッドで、20代後半から50代まで購入層は幅広い。販売する三越伊勢丹の河村玲バイヤーは「ドクロがはずしのアイコンとなり、コンサバなファッションが旬なアイテムとして提案できる」と指摘する。
 「おしゃれのレベルが上がり、どんな柄でも自分なりに着こなせるようになったことでドクロが受け入れられるようになってきた」と見るのは、ファッションブランド「アルゴンキン」を展開するアーミッシュ(東京・渋谷)の武田絵美子さん。「アルゴンキン」はドクロを用いたデザインが多く、海外では「ダークキュート」と表現されるブランド。これまで一部のコアなファンに支えられてきたが、最近は母子で購入する姿も目立つという。
 ドクロを用いた子供服を販売するリッツ(静岡市)は売り上げの大半が携帯からの注文。商品名だけで選ぶ消費者も多く「『ドクロ』の文字を入れると売り上げが上がる」(代表の武智裕子さん)のだとか。静岡市内に店も構えており、「最近はおばあちゃんが孫のために買っていくケースもあって、ドクロが浸透してきたと感じる」。
 鈴木コンサルタントは「漫画『ワンピース』の人気で子どもたちはドクロがかっこいいと言う。イメージを多様化しつつ、ドクロの人気は定着していくのではないか」と見ている。

スプレー型制汗剤、買いたいのは?

 夏の暑さが続けば続くほど需要が伸びるといわれている制汗剤は、節電特需が期待される商品のひとつ。液体タイプやシートタイプなど新しい商品が続々と投入されているが、やはり主流は写真のようなスプレータイプ。今回は、主要なスプレータイプの制汗剤のパッケージについて、消費者はどのようなデザインを買いたいと思っているのか、インターネット調査会社のマクロミルの協力を得て好感度調査を実施した。
 パッケージデザインを見せてどの商品を買いたいと思うのか消費者に聞いたところ、最も高い人気を得たのが、Aの資生堂「Ag+ パウダースプレーD」だった。41.3%の消費者がAを買いたいと回答。「汗をかいても臭わなそう」「殺菌効果が高そう」などの、性能面での印象度がほかのパッケージと比較して高かったのが特徴だ。アルミ缶を使用した銀色のパッケージの質感が、高い機能性を連想させたようだ。なお世代・性別の人気を見ると、34歳以下の若い女性からの人気がもっとも高く、この商品のデザインを支持していた。次いで35歳から49歳までの中年男性からの人気も高かった。
 支持率が26.5%と2番目に人気が高かったのが、Dのニベア花王「8×4 パウダースプレー」。緑色を主体としたパッケージデザインのおかげか、「スプレー後、爽快感がありそう」「さらさらな肌が持続しそう」「親しみを感じる」という消費者がほかの商品と比較して多かった。世代・年齢別では、35歳以上の女性から支持される傾向が強い。
 なお、支持率3位のB、ライオン「Ban デオドラントパウダースプレー」は男性からの人気が女性より高く、Cのユニリーバ「レセナ ドライシールド パウダースプレー」では男性よりも女性からの人気が高かった。
(詳細は7月24日発行の日経デザイン8月号に掲載)
A 資生堂「Ag+ パウダースプレーD」
B ライオン「Ban デオドラントパウダースプレー」
C ユニリーバ「レセナ ドライシールド パウダースプレー」
D ニベア花王「8×4 パウダースプレー」

雑貨・文具ブランド「ジオグラフィア」、地球がテーマ、緻密な造形美。

 地球儀、天球儀、棚田風景のリングノート、地球の地殻を切り出したようなメモブロック――。地球や地理、地形をテーマにした雑貨と文具のブランド「ジオグラフィア」。香川県三豊市の印刷会社、マルモ印刷が外部のデザイナーを起用して開発した商品だ。紙に施された特殊な印刷と紙加工の技術が新たな紙製品の可能性を切り開いたようだ。
 6月1日から3日まで、東京ビッグサイト(東京・江東)で開催された国際見本市「インテリアライフスタイル」で、「ジオグラフィア」のブースには人だかりができた。「面白い!」「これ、すごい!」と来場者は次々と製品を手に取る。新作の回転式地球儀「8つの立方体」(1890円)は地球と天体の2つの世界観を表裏に表現した組み立て式で立方体型のリバーシブル地球儀。ループ状につながった8つの立方体をひねることで地球儀が天球儀に変わる仕組み。同じリバーシブルの発想で作られた反転式地球儀「正十二面体と立方体」(1890円)も組み立て式。6つのユニットをひっくり返して組み立て直すことで、正十二面体の地球儀が立方体の地球儀に変身する。これらの地球儀をデザインしたのは鳴川肇氏率いるデザイン事務所「オーサグラフ」(東京・杉並)だ。「球体の地球儀から正確に投影されているので実用性も十分」と鳴川氏はいう。
 林裕輔氏と安西葉子氏によるデザインスタジオ「ドリルデザイン」(東京・目黒)が手掛けた新作のリングノート「棚田の見出し」(1890円)は棚田がつらなる丘陵地をイメージした。印刷しながら裁断できる特殊加工が施され、ふちの形が異なる7種類の紙が重なることでインデックス付きになる。配色は灰色と茶色の2種類をそろえた。会場に並ぶ製品は精度の高さが際立つモノばかりだが、ジオグラフィアはプラスチックや金属でなく温かみのある紙製で、親しみやすさを醸し出している。
 マルモ印刷は1919年創業で、チラシや広告など一般的な印刷業を営む。代表の奥田章雄氏は「今後、一般的な印刷の需要は減る」と予測して、10年前からUVオフセット印刷や3D印刷、蓄光印刷などの特殊印刷と紙加工の技術に投資と磨きを掛けてきた。
 2007年、新規事業として奥田氏は「自社の特殊技術を生かしたモノづくり」を「ドリルデザイン」に依頼。ブランドの立ち上げから商品開発まで協業する取り組みを始めた。「地理学者になりたかった」という林氏は「印刷を効果的に使った地球儀を作りたい」と提案。協議を重ね、地球をテーマにした雑貨・文具のブランド「ジオグラフィア」を08年に発表した。
 代表作の「地軸23.4度」(1680円~)は地球の構造が体感できる組み立て式。机の上に置くと地球の地軸の傾きと同じ23.4度に傾く設計で、世界約200カ国を表記した地球儀は色を塗ったり書き込んだりして楽しめる。安西氏は「地球が丸いことや夜景の地球、大陸が浮き上がる地球など、いろんな地球の情報を伝えたい」という。
 08年の発表以来、米国のMoMAを始め、英国やオーストラリア、フランス、日本などで販売する。インテリア・ショップ「リビング・モティーフ」(東京・港)では、発表と同時に商品を扱っている。地球儀やリングノート(1050円~)、地球の地殻をそのまま切り出したようなメモブロック「深度500ページ」(840円)が人気だ。地球儀は「子供への地理の勉強に」と両親や祖父母が子供への贈り物として買うほか、女性はインテリアのアクセントに、リングノートやメモブロックは男性の学生や社会人と幅広い客層が購入するという。同店のプレス担当、谷口牧子さんは「地球をテーマにした斬新なデザインとこだわりを感じる綿密な作り。そのわりには買いやすい価格」と商品の魅力を話す。
 11年1月、仏パリで開かれた見本市「メゾン・エ・オブジェ」に初出展。ハサミもノリも使わず、手で組み立てていく紙製の地球儀に海外の来場者は感嘆の声を上げる。出展時から現在まで問い合わせは約150件を超える。販売先も世界10カ国、14カ所になり、「折り紙のようで日本らしい」と評価されたという。海外での手ごたえに「日本でしかできない、世界一の紙の地球儀シリーズを打ち立てたい」と安西氏は抱負を語る。
 8月7日(日)には東京ミッドタウン(東京・港)で「紙の地球儀をつくろう!」をタイトルにワークショップを開く予定だ。昨年のワークショップで組み立てを楽しみながら「これ、おじさんがいるブラジルだよ。ほんとに遠いね」と、地球の不思議さに会話が絶えない父子を見て林氏は「子供の教材になるようにもっと工夫したい」と意気込む。
 団塊ジュニア(1971~74年生まれの第2次ベビーブーム)やその前後の世代は今子育ての真っ最中。手を動かしながら組み立てていく手作りの楽しさと、弾む会話で親子の絆が深まりそうだ。また、地球や自然環境を知ることのきっかけとなり、子供への教材としても期待されそうだ。
RING NOTE “rice terrace on index.”
TWISTABLE GLOBE EARTH&SKY “eight cubes”

西京みそにシークワーサー、大野商店

 大野商店(沖縄県石垣市、0980・82・3708)のシークワーサー果汁を使った「西京味噌(みそ)ドレッシング」
 原材料は白みそ(西京みそ)、食用油、穀物酢、しょうゆ、ニンニク、ショウガ、シークワーサー果汁など。白みそは滋賀県産。シークワーサー果汁を加えることで、みその“重たさ”を和らげた。ほかの調味料とも相性がよく、家庭で様々なアレンジを楽しめる。7月中旬からネットでも販売する。
 《200ミリリットル、498円(県外価格)》

ミホミフーズの「男の仕事飴」――スタミナと塩分を補給

 “ガテン系”の男性向けに商品化した「男の仕事飴(あめ)」。
 夏場、工事現場などで働く男性に失われがちな「スタミナと塩分」の補給を狙った、機能性重視の“スタミナ系スイーツ”。スタミナの代名詞とも言えるニンニクと食塩、昔から疲労回復によいとされる梅肉を使用したあめで、暑い夏場でも梅の酸味でさっぱりと食べやすく仕上げた。1袋70グラム(約20粒)入り、210円。量販店のほか、発売元の通販サイトでも取り扱う。
 商品70グラムのうち1%がニンニク(粉末)で、これは標準的なニンニク1片分に相当する。使ったニンニクは、斎藤食品工業(静岡県富士市)の低臭タイプのニンニクパウダーで、においがほとんど気にならない。梅肉ペーストは紀州産の梅で作ったものを使用。パッケージは、あめ売り場でひときわ目をひく、インパクトのあるデザインに仕上げた。
 発売元はミホミフーズ(静岡市清水区、054・364・2424)。
<開発者から>
 夏場の熱中症対策に、塩味のあめが人気なのに目をつけた。夏といえば、猛暑によって夏バテの不安も高まることから、スタミナ回復に欠かせないニンニクや梅肉を塩と組み合わせ、夏場に好適のスタミナ系スイーツを狙った。
 ニンニクの配合率に最も苦心した。0.1%刻みでいろいろと試したが、少ないとせっかくの風味が弱くなり、多すぎるとザラつき感が出てしまうからだ。梅肉も、乾燥粉末がいいのかペーストがいいのかで悩まされた。それやこれやで製品化に1年近くかかってしまったが、試験販売の結果が上々で喜んでいる。冬場には女性向けののどあめを出したい。


大型で見やすい温湿度計、リズム時計工業

 リズム時計工業(0120・557005)の大型で見やすいアナログ温湿度計「ライフナビ202」
 昨年10月、家庭用のアナログ温湿度計を発売したが、オフィスや工場でも使える大型が欲しいという声が上がったため、従来品の直径約15センチから同35センチに大型化したタイプを投入する。
 左半分に温度計を、右半分に湿度計を配置した2針タイプ。ひと目見て、双方の数値のバランスを感覚的に認識しやすい。高精度センサー付き。24時間以内の最高・最低の温度・湿度を表示する機能もある。
 熱中症ほか3項目(食中毒、インフルエンザ、かびやダニの発生)の注意を促す発光ダイオード(LED)ライト表示を文字盤に配置。
 《1万500円》



凸凹の影が外観の表情に、ノザワ

 ノザワ(078・333・7700)の建築物の外壁向けデザインパネル「ランダムライン900」
 商業ビルやオフィスビル、工場、学校、公共施設などの外壁への採用を想定。押し出し成型セメント板の表面に等間隔の凸凹をつけたうえ、凸凹の高さを不規則に変えた。これにより、凸凹の影に大小の違いが生まれ、外観の表情となる。
 押し出し成型板とは、中高層の鉄骨建築物の外壁や間仕切り壁に使う材料で、セメントなどを主原料に、多くのブロックがつながったような形状に成型されたパネル。寸法は幅90センチ、厚さ7.5センチで、長さは5メートルまで対応。販売目標は2011年度に1万平方メートル。
《参考価格は1平方メートル当たり1万3500円》

家庭用電源で蓄電可能、ユタカ電機製作所

 ユタカ電機製作所(東京都品川区、0120・455125)の家庭用電源で充電できる蓄電型の無停電電源装置(UPS)「ユタカエコパワーセーバー」
 コンセントから常時この装置を介してサーバーに電気を送るようにしておけば、万一停電した場合でもデータを活用できる。特に「クラウド」によるアプリケーションサービスを受けている場合、サーバーを設置した事業所が停電になっても、ネット通信でほかの事業所にデータを送れば、そこで仕事を続けられる。
 深夜の時間帯に充電し、電力使用のピークとなる昼間に使用すれば、ピーク時の電力使用量を抑えられる利点もある。バックアップ時間(30、60、90分)によって3機種。
 《24万8000~47万9000円》

パスタのようなアイス、トゥーバトレーディング

 トゥーバトレーディング(東京都中野区、03・3577・0689)の麺状パスタのようなアイスクリームが取り出せる「アイスクリームヌードルマシン Berta(ベルタ)」
 イタリアで開発された製品。ディッシャーですくったアイスを、ステンレスのカップ容器に投入し、電源を入れるだけ。上からの圧力によって、アイスが麺状(約3ミリ径)のパスタのような形状で取り出せる。見た目にユニークで、話題性のあるデザートメニューを提供できる。果物やソースなどを組み合わせれば、華やかさが増す。
 製品の寸法は横19センチ×奥行き30センチ×高さ53センチ(重量10キログラム)と卓上型。100ボルト電源を使用する。手入れも簡単。色は赤、白、青の3種類。
 《26万400円》

三陽商会、しわなりにくい男性用チノパン。

三陽商会は12日、紳士服ブランド「マッキントッシュフィロソフィー」で、高機能のポリエステル素材を使ったチノパン「トロッターチノ」を16日から発売すると発表した。伸縮性に加えて吸水速乾性が高く、しわになりにくいのが特徴。素材をソフトに仕上げたことで綿のような風合いを持たせた。
 汗をかいても乾きやすいほか、さらっとした着心地が保たれるため、気温の高い初夏から初秋にかけて最適という。ビジネスでも着用が可能。ベージュ、ネイビー、グリーンの3色を用意した。価格は1万3650円。全国26店舗で販売する。

デサント、スイング技術向上、ゴルフの練習器具。

 デサントはゴルフのコンディション作りなどに使う棒の形の練習用器具「石渡ゴルフバー」を全国のゴルフ専門店で発売する。両手で持ち、上げ下げしたり体を左右に反らせたりすることで、背中や肩甲骨、脇腹の動きをスムーズにする。柔軟性を高め、スイングがしやすくなるという。ドライバーのように持ってスイングを繰り返せば、感覚をつかむ練習もできる。
 長さは60センチメートルで、重さは1・6キログラム。棒をつかむ部分はゴムでできており、柔らかくて持ちやすいという。プロゴルファーの石渡俊彦氏と共同開発した商品で、本人が使い方を実演したDVDも付けた。「ルコックゴルフ」ブランドから発売する。価格は8925円。

キングジム、日付印、自動で更新、シヤチハタと開発。

 キングジムは印章業界大手のシヤチハタ(名古屋市)と共同で、日付印の月日を自動で更新する機能を搭載した「スグオシ」=写真=を開発した。8月24日に両社がそれぞれ発売する。キングジムのデジタル文具とシャチハタの印章のノウハウを組み合わせ、なつ印の際にダイヤルを回して日付を合わせる手間を省いた。2社合計で初年度2万台の販売を目指す。
 スグオシは日付印と日付を更新するコントローラーで構成し、コントローラーにセットしておくと月・日が自動で更新される。任意の日付に合わせたい場合は、コントローラーの液晶画面で確認しながらボタン操作で簡単に変更が可能。机の引き出しに収納できるコンパクトなサイズにした。
 日付印は荷物の受領や書面の承認など、幅広い場面で使われているが、「毎日の日付合わせが面倒」「日付が読みづらく合わせにくい」といった声が多かったという。希望小売価格は1万2600円。全国の量販店や文具店などで販売する。

ロート製薬、リップ、美容成分4種配合。

 ロート製薬は保湿と艶出し効果のある美容リップクリームを13日に発売する。ホホバ種子オイルなど4種類の美容成分を配合。独自の製剤技術で透明なままスティック状にし、高級感を出した。オープン価格だが、店頭実勢は600円前後と一般的なリップよりも高い値段を想定している。
 新商品「メンソレータム リップフォンデュ」=写真=はバラとラベンダーの香りをそろえた。ホホバ種子オイルのほかに、ロイヤルゼリーのエキス、オリーブオイル、はちみつの計4成分を含む。柔らかいクリームが容器から出すぎて折れるのを防ぐため、容器の底部を回すとダイヤルロックのようにカチカチと音が鳴り、少しずつ出せるようにした。
 ロートによると、国内の美容リップ市場は2007年から10年までの3年間で販売個数が6倍に増えた。一般の薬用リップの売れ筋が200~300円に対し、美容リップは500円以上でも購入する人が多く、高級感のある美容リップは需要があると期待している。

マルハニチロ、ブリ中骨の缶詰、保存食需要増で新商品。

 マルハニチロホールディングスは缶詰事業を強化する。通常はサケを使うことの多い中骨の缶詰で、新たにブリの中骨を使った商品を開発、9月に発売する。缶詰の売上高は年間250億円ほどだが、今年は東日本大震災による保存食の需要の高まりもあり、売り上げが伸びている。新商品と既存品を合わせ、2011年3月期比1割以上の売り上げ増を目指す。
 子会社のマルハニチロ食品(東京・江東)を通じて9月1日に「ぶり中骨味付」(内容総量145グラム、写真)を発売する。鹿児島県などで養殖した国産ブリをおろした際に出る魚肉の付いた中骨を、しょうゆベースで軟らかく仕上げた。
 ブリの中骨はサケなど他の魚より太いため加工が難しく、これまで缶詰として商品化した例はほとんどなかった。中骨を汁とともに缶に封入してから加熱殺菌する過程を工夫することで、ブリのうまみを残したまま、中骨の奥まで味付けを施すことに成功した。
 1缶にカルシウム約2000ミリグラム、ドコサヘキサエン酸(DHA)を約3200ミリグラム、エイコサペンタエン酸(EPA)を約1300ミリグラムなど多量の栄養成分を含むという。店頭想定価格は200円(税別)。「家飲み」のつまみなどの需要を見込む。原料がブリの養殖数量に連動するため、当面は月産約3万8000缶を上限に出荷する。
 同社はブリやサケ、サンマ、サバ、イワシ、カニ、ホタテなどの缶詰を手掛ける。サケ缶など既存商品でも8月以降、缶詰を使った料理のメニューをインターネットなどで募集・発信し、売り上げ増につなげる考え。

バドミントン、肘に優しいラケット、ゴーセン、不要な振動8割減。

 ニッケ子会社のゴーセン(大阪市)は、肘の負担を減らすバドミントン用ラケットを開発した。フレーム内の3カ所に振動を吸収する素材を入れることで、ラケットの不要な振動を8割減らす。シャトル(羽根)を打った際に肘への負担を軽減できるうえ、シャトルが当たる場所や角度など打った感覚がつかみやすくなる。
 新商品「トライビスタ800」の価格は2万1000円。同じ層向けの商品より6000~9000円程度高い。中上級者向けに9月から販売する。国内外合わせて、6000本以上の販売を見込む。
 スポーツ靴のスポンジ素材などにも使われるエチレンビニールアセテート(EVA)で、ラケット面に対して平行にかかる振動を吸収する。シャトルを打った時に振動が響きやすい場所の分析と計算を実施。その場所に対してEVAの密度や硬さなどを微調整しながらフレーム内に注入することで、「面内振動」と呼ばれる振動を抑えた。
 ラケットに対して垂直にかかる振動だけを残せるため、打った感覚がつかみやすい。シャトルとラケットが当たった時の反発性はほぼ従来通りに保った。素材を入れる場所を工夫したことでラケット面を安定させた。
 ゴーセンはラケットスポーツ用品や釣り糸の販売を手掛けており、2010年11月期の売り上げは約60億円。

人気の3種類を楽しめる――森永乳業

 森永乳業(0120・082749)のアイスクリーム「ピノ アニバーサリーセレクト」
 森永乳業の主力アイスクリーム「ピノ」の3種類の味を楽しめるセット商品。ピノは1976年の発売で、今年35周年を迎える。これまでに展開してきた27種類の味のうち、春夏に特に人気が高かった3種類を選んで詰め合わせた。
 マスカルポーネ・クリームチーズを使った「レアチーズ味」と後口の爽やかな「ミント味」、ベルギー製チョコレートを使用した「ミルクチョコ味」の3種類をそろえた。計26粒入りで家族など大人数でも楽しめる。
 《税別500円。販売中》

パンダ容器で持ち運び――味の素

 味の素(0120・688181)のうま味調味料「味の素〈アジパンダ〉携帯ストラップ」
 携帯電話ストラップが付いた持ち歩ける調味料。6グラム入り。容器にはかわいらしいパンダのキャラクター「アジパンダ」をあしらった。関東と山梨県の1都7県の雑貨を扱うセレクトショップやコンビニエンスストアで販売する。
 昨年から放映している「味の素」のテレビCMで、俳優の小栗旬さんが同商品を付けた携帯電話を使っているほか、昨秋に実施したキャンペーンで景品にしたところ、商品化を求める声が殺到したという。
 《オープンだが店頭想定は550円前後。8月22日》

南部鉄器が甘み増やす――象印マホービン

象印マホービン(0570・011874)の内釜に南部鉄器を採用した「圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』」
 内釜に岩手県奥州市の協力工場で生産する南部鉄器を使う。従来のステンレスやアルミの内釜に比べ鉄は発熱効率が高く、内部の温度が急激に上昇するため、昔のかまどのように激しい熱対流を起こす。高火力で素早く加熱できるので炊き上がった米の甘みが増すという。内釜は胴回りにつばがついた羽釜形状。底部からだけでなくつばの部分を通じて横からも熱を伝えることで均等に加熱できる。
 発生する蒸気量を抑える「蒸気セーブ」や消費電力を従来機より2~3割抑えられる「エコ炊飯」といった機能を備える。
 《13万6500円。9月下旬》

キッコーマン、常温で鮮度維持、卓上しょうゆ。

 キッコーマンは12日、開栓後も常温で90日間鮮度が維持できるしょうゆを、密封卓上ボトル=写真=で8月10日に発売すると発表した。ボトルは特許申請済みで、しょうゆを注いでも内部が空気に触れない構造を採用。一滴単位で注ぐこともできる。
 「いつでも新鮮卓上ボトル」は、しょうゆを詰めた内袋と外容器の二重構造。2つの「逆止弁」を備えたキャップで、中から外にしょうゆを通しても外気は内袋に入らない。容量は200ミリリットル。
 全3種類で、「しぼりたて生しょうゆ」と「塩分ひかえめ 丸大豆生しょうゆ」は希望小売価格(税別)208円、「おさしみ生しょうゆ」は同237円。

新タイプの整髪料、資生堂→霧たっぷり、カネボウ→ジュレ。

 資生堂とカネボウ化粧品は、ミストとジェルといった異なるタイプの整髪料を相次ぎ発売する。
 資生堂は霧状に広がる「ウーノ フォグバー」の新シリーズ「ジェットタイプ」(店頭想定価格890円)4品を8月21日に売り出す。従来品は指で押してスプレーする方式だったが、新商品は指をとってにかけて引き金を引く。1回で従来の2~3倍の量の霧が噴き出るため「短時間で髪形を整えやすくなる」という。容量は1・8倍の180ミリリットルに増やした。
 カネボウ化粧品が投入するのはゼリーのような「ジュレ」タイプ。「SALA(サラ)」ブランドで「パーフェクトジュレ」(40ミリリットル399円・100ミリリットル840円)を9月1日に発売する。ボブヘア用など髪形にあわせた4種類を用意。「べたつかず軽やかに仕上がる」のが特徴で、保湿成分も配合した。

バー店内、たしなむのは…ゲーム

 「私にもツキが回ってきた!」「今度は久しぶりに『モノポリー』やろうよ」。薄暗いバーの床に座り込み、若い男女が楽しむのはお酒ではなくボードゲーム。東京・六本木の「インディゴ」では月1回、営業時間外の休日昼間を利用してゲームを楽しむイベントを開いている。
 日本の定番「人生ゲーム」のほか、欧州で人気の「ディクシット」「ガイスター」など20種類前後がそろう。バーカウンターの手前にマットを敷き、参加者は靴を脱ぎ好きなゲームで遊ぶ。
 バーの常連でボードゲーム収集家でもある、デザイン会社ピチカートデザイン(東京・渋谷)の白坂翔社長が「奥深さを若者に知ってもらいたい」と企画、5月に第1回を開いた。参加費はドリンク1杯が付き2000円。時間制限はなく、5時間ほど滞在する客も多い。7月10日の第3回は30人超が訪れた。初参加の男性(40)は「10年来やってなかったので久々に遊びたくなった」と話す。電気を使わないボードゲームは節電の夏にもピッタリといえそうだ。


今夏はシャワーで涼、冷感ジェル、新商品相次ぐ、節電で需要増。

 夏本番を迎え、シャワー用入浴剤の売れ行きが伸びている。特に今年発売された、冷涼感を売り物にする商品が好調。今年は節電対策で室温の上昇が見込まれ、例年以上に「風呂よりシャワー」の傾向が強まりそうで、盛夏に向けて一段と需要の拡大が見込まれる。
 バスクリン(東京・港)はシャワージェル「バスクリン クールシャワー」(店頭想定価格498円前後)を4月に発売した。体を洗浄した後、脇や背中に塗り広げて洗い流すとメントールの清涼感が広がり、発汗や火照り感を軽減するのが特徴。シークワーサーの香りも女性に好評で、販売量は計画比3割増で推移している。
 花王が6月に投入した「シャワータイム バブ らくらくジェル」(同750円前後)は、塗り広げると温かさが広がり、軽くマッサージすると血流促進効果も期待できる。発売から2週間程度だが出足は好調という。冷感タイプの「爽快バブシャワー」(同600円前後)も販売量が前年比2割増だ。
 3月発売の白元(東京・台東)の「シャワーフィニッシュ」(682円)は、シトラスとミントの香りで冷涼感を強調するタイプ。足元では計画比3割増の売れ行きを示す。
 バスクリンによると日本人の入浴回数は減少傾向にある一方、2010年夏のシャワー回数は週4・5回で、08年夏より0・6回増えた。「今夏は節電を背景にさらに伸びそう」(同社)という。