2011年7月13日水曜日

バドミントン、肘に優しいラケット、ゴーセン、不要な振動8割減。

 ニッケ子会社のゴーセン(大阪市)は、肘の負担を減らすバドミントン用ラケットを開発した。フレーム内の3カ所に振動を吸収する素材を入れることで、ラケットの不要な振動を8割減らす。シャトル(羽根)を打った際に肘への負担を軽減できるうえ、シャトルが当たる場所や角度など打った感覚がつかみやすくなる。
 新商品「トライビスタ800」の価格は2万1000円。同じ層向けの商品より6000~9000円程度高い。中上級者向けに9月から販売する。国内外合わせて、6000本以上の販売を見込む。
 スポーツ靴のスポンジ素材などにも使われるエチレンビニールアセテート(EVA)で、ラケット面に対して平行にかかる振動を吸収する。シャトルを打った時に振動が響きやすい場所の分析と計算を実施。その場所に対してEVAの密度や硬さなどを微調整しながらフレーム内に注入することで、「面内振動」と呼ばれる振動を抑えた。
 ラケットに対して垂直にかかる振動だけを残せるため、打った感覚がつかみやすい。シャトルとラケットが当たった時の反発性はほぼ従来通りに保った。素材を入れる場所を工夫したことでラケット面を安定させた。
 ゴーセンはラケットスポーツ用品や釣り糸の販売を手掛けており、2010年11月期の売り上げは約60億円。

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