トウガラシ、女性が支持 季節問わず使用広がる
中堅日用品メーカーの白元(東京・台東)が昨年10月に発売した炭酸ガス入浴剤「バスララ 発汗温浴」(店頭売価298円前後)が好評だ。20~30代女性を中心にダイエットや美容につながる食材として人気の高いトウガラシから抽出した成分を配合し「発汗効果」を前面に打ち出した入浴剤だ。「入浴剤の需要期は冬」という定説を覆し、好調を維持している。製品開発本部の吉田亜矢子さんに開発の経緯や販売動向を聞いた。
――商品の特徴は。
「健康食材として人気のあるトウガラシから抽出した成分を配合したのが大きな特徴だ。一般的な入浴剤より高い発汗効果を期待できる。1箱8個入りで、グレープフルーツやラズベリーなど4種類の香りが2個ずつ入っている。気分に応じてその日の香りを選べる点も人気の理由だ」
――なぜトウガラシ成分を使った製品を開発しようと考えたのか。
「大手メーカーの入浴剤に対抗するためには商品のユニークさで勝負するしかない。そこでダイエットや美容に励む女性に人気が高いトウガラシに着目した。発汗効果をうたう入浴剤は数多いが、トウガラシを使った商品は珍しいのではないか」
「商品の特徴を消費者に伝えるため、パッケージデザインでも工夫した。トウガラシの写真を赤と黒であしらったインパクトのあるデザインを採用した。視覚的にも『暑苦しい』くらいのパッケージで発汗効果を前面に打ち出している」
――売れ行きは。
「昨年10月の発売以降、計画比3割増で推移している。一般的に入浴剤の需要シーズンは冬だが、3月以降も販売は鈍っていない。冬場に体を温めるというニーズに加えて、季節を問わず入浴の発汗を通じてダイエットや美容につなげたいと考える若い女性に受け入れられているようだ。今後は夏シーズンに向け、ダイエットツールとしての側面を訴求した販促を強化していきたい」
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