2011年6月23日木曜日

メルセデス・ベンツ日本の中型車「Cクラス」、商品企画部豊生さん

商品企画部 豊生浩一さん
内装、ワンランク上狙う 7速AT、量販モデルに
 メルセデス・ベンツ日本(東京・港)が5月末に販売を開始した中型車「Cクラス」(価格は399万円から)。一部改良ながら、内装などを中心に変更点は2000カ所以上に及ぶ。改良モデルの狙いなどを商品企画・マーケティング部の豊生浩一マネージャーに聞いた。
 ――2007年の新モデル発売以来、4年ぶりの改良となる。
 「一部改良と言っても、これまでのマイナーチェンジとは変更点の規模が違う。デザインや品質、動力性能、(燃費性能を中心とする)経済性などが大きく変わった。車体の大きさ以外のすべてがワンクラス上のモデルになったようだ。特にこだわったのが内装の質感だ。ハンドルにはなめし工程に手間をかけたナッパレザーを使っており、しっとりとした触感で手によくフィットする。スイッチ類も触った時に少し冷たい感覚が残る、シルバーのメッキ加工を施して高級感を高めている」
 ――従来のCクラスで一部車種に限定していた7速AT(自動変速機)を量販モデルにも採用した。
 「旧モデルで(独BMWの3シリーズなど)ライバルのモデルから見劣りしていたのが変速機だった。新設計の7速ATに変更したことで燃費や動力性能などが向上した。振動も大幅に軽減し、走りが滑らかになっている。遮音性にはもともと自信があったが、さらに静かになった」
 ――399万円からという価格は据え置いた。
 「新規顧客の開拓を狙い、昨年8月に399万円のモデルを投入した。日本法人として今回の改良で最も注力したのがこのモデルだ。以前は選択できる車体色などが少なかったが、今回は様々な追加設定も用意した。7速ATのほか、アルミニウムボンネットも採用している。ベンツは実際の価格以上に高価なイメージが強く、購入検討のリストに入っていないことも多い。この価格設定を武器にさらに顧客開拓を進めたい」

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