――工夫した点は。
「ルール改正後のウエッジでは溝の深さが規制され、しっかり打たないとボールにスピンがかかりにくく、ピンに絡まない。こうした声に応えるため、ウエッジの振り抜きやすさに重点を置いた。ソール後方にバウンスと呼ばれる丸みを帯びた出っ張りがあるが、その後方を削り落とした。ソールのトゥ側からヒール側にかけて丸くし、バウンス角が10~12度でもライからの抵抗感が減った」
「ゴルファーの間では柔らかい打感を好む人が多い。このため素材にもこだわった。材質に軟鉄を採用し、一般的なステンレスと比べて柔らかな打感に仕上げた」
――これまでウエッジはほとんど扱っていなかった。開発の経緯は。
「ドライバーとアイアンは、いずれも石川遼選手が当社の製品を使っている。ただ残念ながらウエッジは知名度が低い。ウエッジが強化できれば、ゴルフクラブ一式で購入するゴルファーが増えて販売拡大に弾みが付く。こうした経緯からウエッジの開発に力を入れた」
――顧客の反応はどうか。
「東日本大震災でゴルフに対する自粛ムードが広がり、発売当初の計画は下回るものの、小売店の販売データのランキング上位には名前を連ねている。1カ月に2~3回プレーする中・上級者が購入している。一般的にウエッジはアイアンなどとセット販売されているが、EZONEウェッジの場合は単品で購入する顧客も多く、手応えを感じている」
ヨネックス【YONEX】EZONE(イーゾーン)ウェッジノーメッキモデルN.S.PRO950GH(S) |
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