米半導体大手のテキサス・インスツルメンツ(TI)は、MEMS(微小電子機械システム)を使った新型の赤外線温度センサーを開発した。5つの機能を1チップに搭載したことで従来品に比べて95%の小型化を実現。消費電力も静止電流で240マイクロ(マイクロは100万分の1)アンペアと90%近く低減した。すでに量産を開始しており、1000個受注時の単価は1・5ドル。
開発したのは温度センサー「TMP006」。MEMS技術を使い、16ビットのAD変換器や温度センサー、電圧の調整など5つの機能を持つ回路を1ップに集積した。プリント基板の表面などに設置し、計測物の温度変化を電圧に変換して検知する。セ氏マイナス40度から125度と幅広い温度で動作できる。スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末、デジタルカメラなど小型化が進む電子機器での需要を見込んでいる。
0 件のコメント:
コメントを投稿