2011年7月11日月曜日

やまひらの「完熟うなぎ」――ウナギを頭まで丸ごと

 小骨も頭の骨も気にならず、年配者でも丸ごと食べられるウナギ加工品「完熟うなぎ」。
 ウナギ料理が名物の福岡・柳川で、海産物卸業などを手がける発売元が開発。圧力鍋を利用した独自の料理法を考案し、頭まで丸ごと食べられるようにした。味付けによって3種類。食べ慣れた「蒲焼(かばやき)風味」をはじめ、竹炭を混ぜた塩でさっぱりと調味した「男の黒塩」、女性向きの「味噌(みそ)美人」がある。いずれも長さ30センチ前後の国産養殖ウナギ1尾を使い、下処理の段階で背開きし、中骨は除去した。レトルトパックされ、賞味期限は常温で1年間。価格は各2100円。主にホームページで販売する。
 舌にのせたときのとろけるような軟らかさが持ち味。圧力鍋で調理後、数日間常温で“熟成”させたのも工夫した点で、これによりコクやまろやかさも増した。
 発売元は、やまひら(福岡県柳川市、0944・73・5680)。
<開発者から>
 「スプーンで食べるかば焼き」が開発コンセプト。柳川はウナギ料理が名物なだけに、ほかの地方よりもよく食べるほうだろうが、年配者になればなるほど「小骨が気になってかば焼きが食べられない」という声をよく耳にすることから、そうした年配者でも抵抗なく食べられるかば焼きを開発しようと考えた。
 圧力鍋を使うことはすぐ思い付いたが、最適な温度や時間を見つけ出すのに苦心し、結局、開発に1年半の歳月を要した。さっそく購入した人からは「90代のおじいさんが何年ぶりかでかば焼きを食べることができ、感激していた」など評判は上々。新柳川名物として拡販したい。
(社長の金子英典さん)


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