2011年7月11日月曜日

呑龍の「味噌ハヤシ」――白みそが隠し味のハヤシ

 京都産の白みそを隠し味に使ったハヤシソース(レトルトパウチ食品)「味噌(みそ)ハヤシ」。
 愛知県豊川市にある料理旅館が、京都の老舗みそメーカーの協力を得て、白みそ(西京みそ)で風味を高めたハヤシソースを開発。湯せんなどで温めた後、ご飯にかければ、まろやかでほどよく香辛料がきいた、どこか懐かしい味のハヤシライスを楽しめる。200グラム入り、500円。中部国際空港内の売店や一部サービスエリア、ネットでも販売する。
 使用した白みそは、京都市下京区の石野味噌が製造した。白みそはコメこうじが少なく、熟成期間も短く、繊細な風味が特徴。一般的に、野菜をあえるときの合わせみそや、魚や肉を漬け込むときに用いられる。この白みそを商品全体の1.85%配合した。配合バランスが難しく、開発にまる1年かかったという。
 発売元は料理旅館・呑龍(どんりゅう=愛知県豊川市、0533・75・3188)。
<開発者から>
 数年前から八丁みそを混ぜて作ったカレーを、従業員の“まかないめし”として出していたが、これが好評で、2008年に「八丁味噌カレー」という名のレトルトカレーを発売。最盛期には月間1万食を売るヒットにつながった。
 今回のハヤシソースは、「まかないシリーズ」の第2弾商品。当初、いろいろなみそを使ってみたが、どれも味に納得しなかった。そこで石野味噌さんの白みそで試してみたところ、ハヤシのコクを深めることが分かった。といっても、最適な配合率を見つけ出すのに試作を何度繰り返したか分からない。とりあえず発売3カ月で2000食を販売したい。
(専務の波多野裕介さん)

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